森田隆大(もりた たかひろ)
森田アソシエイツ代表。
ニューヨーク大学経営大学院にてMBA取得後、ファーストシカゴ銀行本社(シカゴ)に入社。リレーションシップ・マネージャーとしてシカゴおよび東京で勤務。1990年にムーディーズ・インベスターズ・サービス本社(ニューヨーク)にシニア・アナリストとして入社。以降、格付けアナリストとして多くの日本・アジア企業およびプロジェクトファイナンスを担当。2000年に格付委員会議長を兼務。2002年に日本および韓国の事業会社格付部門の統括責任者(マネージング・ディレクター)に就任、日本の地方債格付けも管轄。在任中、ムーディーズの多くのグローバル格付手法の作成にも携わる。
2010年にワールド・ゴールド・カウンシルに入社、翌年、日本代表に就任。金ファンダメンタルズおよび投資における金の役割に関する調査・研究の提供、および投資家との直接対話を通して、金投資の普及活動に取り組む。メディア・機関投資家向けセミナーにも頻繁に登場。日本代表就任時にほぼゼロだった機関投資家の金投資は、現在、数百社を数える。
2016年に森田アソシエイツを設立、ワールド・ゴールド・カウンシル顧問を兼務。 埼玉学園大学大学院客員教授および特定非営利活動法人NPOフェアレーティング代表理事として、ライフワークである格付け・信用評価に関する研究活動を続ける。2017年4月より、MSクレジットリサーチ取締役兼評価委員会議長も兼務。立命館大学金融・法・税務研究センターシニアフェロー、法政大学大学兼任講師を歴任。
主な著書に、「格付けの深層〜知られざる経営とオペレーション」日本経済新聞出版社(日本公認会計士協会学術賞受賞)、「信用リスク分析—総論」金融財政事情研究会(共著)、「資本市場と電力」電力自由化シリーズ 電気新聞ブックス(共著)、「競争下の危機管理」電力自由化シリーズ 電気新聞ブックス(共著)、「Global Credit Analysis」IFR(共著)などがある。証券経済学会、日本年金学会、日本財務管理学会会員。